間知ブロック擁壁の補強
能登地震でクラードの擁壁がズレてしまい、スタッフにも手伝ってもらい DIY補強工事をしてます。ブロックを固定するよう表面に 建物の耐震補強で使われている「炭素繊維シート」を貼り付けしてます。シートは鉄筋の7倍の強度があります。しっかり地震力をシートに伝えられるよう ブロック面に高繊維セメント、接着剤を何回も塗っています。 間知ブロックは、比較的硬い地盤に採用されていますが、積み重ねられ、裏込めコンクリートにより固定されており、施工精度によって耐久性が異なります。 また、繊維シートには、2方向や4方向の強度あるものがありますので、力が加わる方向によって使い分けることができます。 DIYのため、作業服がボロボロになっていますが、安価にしっかりとした補強ができるようにと時間をかけて進めています。