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木造建築物の被災度講習会

県地場産でおこなわれた講習会に参加しました。能登地震の被害状況を取りまとめた報告も聞くことができました。倒壊した多くの建物が旧耐震(S56年以前)であること、新耐震(S56年以降)でも2000年前後で被害状況が大きく異なっていることの他、現基準でも被害あるとの事でした。能登地震は今までの地震と比べて強い揺れが長時間にわたったことも被害を大きくした要因であり、数値解析ソフト「wallstat」で能登地震を再現すると現基準法以上の建物モデルは倒壊しなかったそうです。ただ、新潟では、中越地震が2004年、2007年と近くで大きな地震がおきているように 全国どこも大きな地震が起きても不思議ではないため、地震に備えた強い建物にすることは大切です。当社では「wallstat」や地盤調査の微動探査などの構造検討から制震装置や高い耐震性能を提案しています。

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