🏡 新しい現場がスタート!〜能登地震の被害を抑えた地盤改良の秘密〜
今月、新しい住宅の建設が着工しました!
基礎工事に入る前に、まず重要な工程として**「地盤改良」**を行っています。私たちが建築を始める前に必ず行う地盤調査の結果に基づき、建物をしっかりと支えるための地盤強化を行います。
🔨 現場で行われた地盤改良の内容
今回の現場では、地中にセメント系固化材を注入し、地盤を柱状に固める工法を採用しました。
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改良深度: 約4メートル
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工法: 調査結果に応じた最適なセメント系固化材を使用し、地盤の強度を高めます。
💡 地盤改良の重要性:能登地震の被害実績
今回工事している地盤改良の専門業者から、令和6年能登半島地震において、この業者様が地盤改良を施工した建物の中で、**建物が大きく傾く被害が出たのは、施工実績全体のわずか0.2%(約2軒)**にとどまったとのことです。
これは、事前に適切な地盤調査を行い、その結果に基づいて最適な改良方法と深度でしっかりと対策を行うことの重要性、そしてその効果を裏付ける具体的な実績と言えます。地震の多い日本において、安心して住み続けるために、地盤の補強は欠かせない工程です。
ポイント: 地盤の状況は場所によって大きく異なります。そのため、改良方法(柱状改良、表層改良、鋼管杭など)も現場ごとに最適なものが選ばれます。
🚁 建て主様とドローンで現場確認!
現場では、建て主様がドローンを飛ばしていただき、上空から工事の状況を詳細に確認させていただきました。
後日、改良した柱の周りの土を取り除き、設計図通りの正確な位置に改良が施されているか、建物配置とのズレがないかを厳しくチェックしました。その結果、計画通りの位置に地盤改良が行われていることを確認できました!
安全な家づくりに向け、一つひとつの工程を正確に進めています。引き続き、工事の進捗をご報告していきますので、どうぞお楽しみに!
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