2025年補助金活用術

2025年度の補助金制度の拡充することが環境省から発表されました。子育て世代のみに限られていない「GX(グリーントランスフォーメーション)志向型住宅」160万円/戸が設けられました。長期優良住宅やZEH住宅については、2024年度から補助額が減額されてます。また、、既存住宅のリフォームの補助金についても2024年度から内容が変更になってきています。なるべく補助金を活用することにより負担を減らすことができるよう提案しています。 補助金の活用事例など含めて具体的にご提案いたします。

子育てグリーン住宅支援事業

GX志向型住宅』とは、ZEH水準を超えるスーパーなエコ住宅と言えます。具体的なGX志向型住宅の要件としては以下のような点が挙げられます。

①再生可能エネルギーを除いた一次エネルギー消費量の削減率「35%以上」(BEIが0.65以下)

②再生可能エネルギーを含む一次エネルギー消費量の削減率「100%以上」太陽光発を設置

③ 断熱等性能等級「6以上」

具体的には、太陽光発電の設置高性能な断熱材や窓、高効率の給湯器、省エネ家電の採用をおこなう必要があります。

太陽光発電を設置すると大きな増額となってしまいます。ただ、給湯器や家電の多くは、省エネ対応してきており、断熱材や窓は上手に選ぶことができれば大幅な増額にはなりません。住んでからの経済的なメリットが大きくなります。床下エアコンの工事費・メリットについてはこちらをご覧ください。

GX志向型住宅にするために、実際に建てた際の計算から より具体的にどのようなことをおこなうことになるかについて説明していきます。まず、太陽光発電は必ず設置する必要があります。建物の規模にもよりますが5.6kwで130万円位かかってきます。高効率な給湯器はオール電化の場合は、、エコキュートをお勧めしてます。価格は直接仕入れする当社の場合だと460Lで38万円位です。省エネ家電については、キッチン水栓・便器・洗面が該当します。ほとんどのメーカーが対応してきていると思います。エアコンは、個々の性能値によりますが、中性能以上であれば基準を満足することができると思います。換気は、第一種をお勧めします。メンテナンス性を重視した製品を推奨してます。ただし、第三種のダクト式でも大丈夫だと思います。

窓について、トリプルガラスの樹脂製が基準になってきます。ペアガラスと比べて3割ほど高くなりますが、普及率が高くなってきてます。断熱材については、屋根と外壁について高性能にする必要があります。外部からの熱や湿気等を遮断することも計算で求められています。

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ZEHビルダー登録

クラード建築では、ZEHの普及に努めると共に下記の普及率目標となるよう取り組んでいきます。

2020年度 2021年度 2022年度 2023年度 2024年度 2025年度
ZEH 0% (0%) 0% (0%) 25% (0%) 0% (0%) 0%(0%) 50%(50%)
NearlyZEH 0% (0%) 0% (0%) 0% (0%) 0% (0%) 0%(0%) 0%(0%)
ZEH Oriented (0% (0%) 0% (0%) 75% (0%) 100%(0%) 100%(0%) 5%(5%)
ZEH シリーズの計 0% (0%) 0% (0%) 100%(0%) 100%(0%) 100%(0%) 55%(55%)

2020年~2024年は実績値<( )は、改修の実績値>、2025年は目標値