本日は二つの現場の様子をお伝えします。

一つ目の現場では、今日の朝から基礎のコンクリート打設を行っています。 昨日は半日かけて除雪を行い、準備を整えました。冬場の施工で重要になるのが「温度補正」です。

コンクリートは外気温によって強度が出るまでの時間が変わります。気温が低い時期は、設計通りの強度を確保するために「補正値」を加えて強度を高めます。（※逆に夏場も、気温が高すぎると強度が低下するため同様に補正を行います） 今回の現場では、補正を含め「30N/mm²」の高強度なコンクリートを採用しました。

もう一方の現場では、すでに打設が完了し、既製コンクリート基礎の設置が進んでいます。 当社では床下エアコンを採用する場合の基礎の構造設計は、必ず　「耐震等級3」や「長期優良住宅」の基準を満たす、許容応力度計算（構造計算）を実施しています。そのため、柱や梁からかかる力に合わせて、場所ごとに最適な形状の基礎を配置しています。

基礎は家づくりにおいて最も大切な土台です。 私たちはコンクリートの品質から構造計算に至るまで、強いこだわりを持って計画・施工を行っています。